ルールとガイドライン [テクニカルライティング]
今日、会社の打ち合わせでの話。
いつもと違うクライアントに対して、膨大な作業が発生しそうな案件を提案しようとしているのである。
で、まずはその作業についてのガイドラインを決めなきゃいけませんね、とワタシが発言したところ。
「ふんふん、作業のルールを決めるってことね。」
・・・いや、違う。ルールじゃないガイドラインだ。
そう思ったが、まあ黙っていた。
ルールと、ガイドラインは違う。
ルールは、「これこれはこうしなさい」と、押し付けるものである。
押し付けられる代わりに、何かうまく行かないことがあれば、「それはルールが悪い」と言うことができる。
基本的に。
でも、ガイドラインは違うのである。
ガイドラインは、「そもそも、個々の事象に対して完璧な指示などできるわけがない」という、至極現実的な視点に立っている。
ガイドラインは、それを必ずしもきっちりと遵守する必要は無い。
でも、なんかうまく行かないことがあっても、押し付けられたわけではないから、ガイドラインを作った側を一方的に責められない。
いわば、自己責任である。
自主性が重んじられるのである。
つまり、ガイドラインにしたがって、かつ、それから大きく逸脱せずに事を遂行する方が、作業としては高等なのである。
・・・とか、考えたけど、まあ面倒臭いのでスルーした。ああ、いいんかこれで。
2008-01-21 19:44
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